出会った彼は


あまりこういう事って言われることがないから、純粋に嬉しい気持ちになる。


「まあ、とりあえず頼むな。なんかあったら連絡してくれていいから。」

私に商品を渡しながら上司が言った。


「はい、とりあえず行ってきます。」

「いってらっしゃい」


商品を受け取って、鞄を持って会社を出る。


確か○△駅で乗り換えだったな…。

スマホアプリの地図を確認しながら目的地に向かう。


乗り換えもスムーズにできて、最短時間で着いた。

受付の方に事情を話すと、すぐにスタジオの方に通される。


「あ!七瀬!こっち!」

呼ばれた方を見ると、有村くんが居た。