涼太くんは私の頭を撫でると色々な場所にキスの雨を降らせる。
「や…りょうたくん…やめて。」
少しくすぐったくて、涼太くんを見る。
「ねえほんと可愛すぎるって。それで誘ってないとか犯罪だよ?」
と、よく分からないことを言われて気づけば私の視界には涼太くんの綺麗な顔と、天井が映った。
「いや、誘ってない。無理壊れる。」
「壊れたら俺が治してあげる。」
そしてまた、深いキスが始まる―――。
「涼太くん、もう無理だから。」
「んー、今日はやめてあげる。」
散々抱き合って、もう私の体力は底をついてしまった。
かろうじて借りたTシャツを身に纏うと、睡魔に襲われて目を閉じる。
寝落ちする寸前、
「おやすみ芽依ちゃん、大好きだよ。」
そう言って触れるだけのキスをする涼太くんが見えた。

