出会った彼は


個室を出て、車に向かう。


車に乗ってすぐにさっき買ったピアスの箱を渡される。

「少し早いけど、誕生日おめでとう。」

「ありがとう。」

「いつもお家デートばっかりでごめんね。」

少し申し訳なさそうに言う涼太くん。


「ううん、私は涼太くんと一緒に居られるだけで嬉しいよ。」

「もー、そんなかわいいこと言わないで。ギューッてしたくなる。」


涼太くんは私の顔を見て笑うとチュっと頬にキスをした。

「俺んち、来てくれる?」

「うん。」


すぐに車を発進させて、涼太くんの家に向かう。