出会った彼は


「普通に外で歩いたりするのは難しいと思うけど、なんかあったら言ってね。応援してるから。」

「ありがとう。」


隆也さんは優しく目を細めてそう言った。

「隆也さんは?あの彼女とどうなった?」

「あー、あれね。あの後ちゃんと連絡したよ。で、今付き合ってる。」

「え!本当!?」


まさかの言葉に身を乗り出してしまう。

「危ないよ。本当。つい数日前だけどね。いつ言おうか迷ってたけど、ちゃんと話したいなって思ってたよ。」

「そっか~、おめでとう!」

「ありがとう。」


隆也さんは少し頬を赤くしながら嬉しそうに笑っていた。

話を聞くと、まだ地元にいる彼女。遠距離恋愛は変わらずだけど、以前とは違っていい関係らしい。


「いいね、今度みんなでごはん食べよ!」

「うん、予定合わせようね。」