と、前にいた美沙が涼太くんに話しかける。
「いつも?」
これまた不思議そうに聞き返す涼太くん。
「はい、ライブ行った後も大体こんな感じで食べられなくなってます。」
「え、そうなの?」
私の顔を見て聞いてきた涼太くん。無言でこくりと頷く。
「だから終わった後はよく一緒にごはんに行って、栄養取らせてるんです。」
へぇ~と、言ったあと涼太くんは私のお皿にお肉を置く。
「じゃあちゃんと食べないと!これだけは食べてね!ノルマだよ~」
話を聞いていたのかいないのか。でも食べたい気持ちはもちろんあるから、少しずつお肉を食べる。
「いつもは芽依沢山食べるタイプなのにね~」
目の前で言う美沙も不思議そうな顔をする。
みんなはこういう時ないのかな。
お皿に置かれたお肉が空っぽになり、お腹もパンパン。

