私もスマホを開いて、涼太くんに写真を見せる。
どの場面を切り取っても基本的にかっこいいことには変わりなくて。
これ本当に同じ人間なのかと聞きたくなる。
「え、ほんとだ。いつの間に?」
「だって涼太くんもすごく楽しそうだったから。」
そう言うと嬉しそうにニコニコ。
そんな私たちのやりとりを見ていた隆也さんがバックミラーを見ながら話しかける。
「2人って本当に仲が良いんだね。」
「へ?」
突然言われた言葉に、まぬけな声が出る。
「いやなんか、少しの時間でも離れたくなくて大事にしたい感じ。」
そう言われて、改めて私たちを見てみるとシートベルトをしてはいるけど、ギリギリまでお互いに近づいてピッタリと肩を寄せていることに気が付いた。
少し恥ずかしくなって、距離をとる。

