出会った彼は


「今日はもう寝よっか。」

涼太くんが私の手を引きながら言う。

「うん。」

火照る頬を隠しながら、2人で寝室に向かった。


夜も遅かったからか、寝付くのに時間はかからなくて。


朝起きると涼太くんがもう起きていた。


「あれ、おはよ。今何時…」

「おはよう。今7時前だよ。」

「涼太くん早いね。まだ約束してた時間まで結構あるよ…。」


そう言ってもうひと眠りしようと瞼を閉じたとき。

「寝かせないよ?」

いつもとは違う目をした涼太くんがこっちを見ていた。