出会った彼は


前は、隆也さんのこと彼氏だとかなんだとか言って不機嫌そうにしていたのに。


でもなんだか、こうして普通の男の子みたいにしている涼太くんが新鮮。


「芽依ちゃん、みんなめっちゃ面白い人たちだね!」

私に向かって笑顔で言う涼太くんは本当に楽しそう。


涼太くんの方から、2人に連絡先聞いてたくらいだし。


「うん、みんないい人たちなんだよ。」

「俺、隆也くんのことよく知らなくて嫉妬してたことあったけど話しかければよかったかも!」


あ、覚えてたんだ。

「え、嫉妬?」

隆也さんはその言葉に反応する。

「うん、付き合う前にね。ごはん行った帰り、バーに行ったことあったでしょ?あの時見てたみたいだよ。」


頭の中に?を浮かべる隆也さんに答える。

「え、そうなの?」

「うん。あの彼氏はどこ行ったとかなんだとか言って文句言ってたもんね。」