出会った彼は


「そうかな。」

「無表情ってわけじゃないけど、クールっていうか。」


私って別にクールな人じゃないしそんなつもりもなかったのだけど。

「それはほら、まだ緊張したり。自分の気持ち素直に出していいか迷う時もあるから。」

「じゃあ俺にはいっぱい思ってること伝えてね。」


うん、と頷いて涼太くんを見る。


お酒が強いわけではないから、顔を赤くして目はとろんとしている。

「芽依ちゃんかわい…。」

そう言って、触れるだけのキスが落とされる。


「あれ、涼太くん眠たい?」

「ん~、そろそろ眠い…。」

そう言ってそのまま寝そうな涼太くん。