出会った彼は


涼太くんは笑っている。

「そういうもん。」


私が真剣な顔をして言うもんだから。それ以上は聞かれなかった。

「でも、会えて本当に嬉しい。」

そう言って、私は隣にいた涼太くんに抱きつく。


「え、今日何?可愛すぎるんだけど。」

涼太くんはそう言って笑いながらも抱きしめ返してくれる。


「こういう風に会えるなら、部屋毎日綺麗にしておく。」

「ほんとにかわいいこと言うね。」


少し身体が離れたかと思ったら、チュっとキスをされる。

久しぶりの感触に胸が高鳴る。


「明日、夜ごはん食べに行こ。ちょっといいところ予約した。」

「うん。ありがとう。」