出会った彼は


「あ、芽依ちゃん!良かったまだ起きてた。メリークリスマス!」


マスクとサングラスを外して、ニッコリ笑って大きなサンタのブーツに沢山お菓子が入ったものを出す涼太くんが居た。

「メリークリスマス?」


いまいち状況が呑み込めなくて、驚いたまま立ち尽くしていると

目の前まで涼太くんが来ていてギューッと抱きしめてくれる。

「会いたかった~。」

「私も…。でも何で?仕事は?」

私も涼太くんの背中に手をまわしながら答える。


「クリスマスどうしても芽依ちゃんに会いたくて、めっちゃ巻いてきた!」

未だ抱きしめたままの状態で涼太くんは話す。

「そうだったんだ。ありがとう。」


しばらくそうしていたけれど、とりあえずリビングに入ろうということで離れる。

リビングのソファに座る涼太くん。

温かい紅茶を入れて、ソファに座る。

「いきなり来るなんてびっくりした。」