「お待たせ。」
あれから少し3人で話をして、美沙達が家を出る。
「本当にありがとう!芽依またね!」
「おじゃましました~」
2人を見送って、しんとしたリビングに戻る。
クリスマスか。
家を出る時の美沙は、太陽のように笑っていた。
よほど嬉しかったんだろうな。
私はスマホを見てみる。
「忙しいのかな。」
3日前から、涼太くんからメッセージは来ていない。
26日。明日会う予定だけれど、特にその話もできていない。
でも忙しい時に連絡するのは気が引けて、メッセージの履歴を見るだけ。
去年のクリスマスは、何も考えずに推しのDVDを見ていた。

