「ごめん、髪もやりたいから、芽依ちょっと浩介の相手してて。」
「はいはい。」
インターホンの通話ボタンを押して、有村くんに上がってきてもらう。
きっとかわいい顔で会いたいんだろうな。
玄関を開けると有村くんが立っていた。
「ごめんねこんな時間に。」
有村くんは申し訳なさそうな顔をして家に入る。
「気にしないで。美沙嬉しそうにしてたよ。」
そう言うと、有村くんもニッコリと笑う。
「これ、大したものじゃないけど。良かったら。」
出張のお土産なのか、箱に入ったお菓子と。コンビニで買ったであろう私と美沙がいつも食べているようなお菓子が沢山。
「え、こんなにたくさん?わざわざありがとう。」
「いやいや、こちらこそ。いつも俺も美沙も相談乗ってもらって助かってる。」
少し中で話をしていると、美沙が出てくる。

