出会った彼は


メッセージを返して、そのまま美沙に電話をかける。


「もしもし芽依?」

すぐに電話に出た美沙の声が聞こえる。

「うん、ごめんね突然。」

「ううん、こっちも電話しようと思ってた!さっきメッセージでも言ったけど、浩介と仲直りできたよ。ありがとね!」

「私は何もしてないから。仲直りできてよかった。」


スピーカーの向こうから聞こえてくる美沙の声は心なしか弾んでいる。

「でもどうしたの?なんかあった?」

「あ、そうそう。まだクリスマスの予定決めてないならイブ一緒に過ごす?」

「本当!?嬉しい!一緒に過ごす!」


美沙も悲しんでいたし、やっぱりクリスマスを一人で過ごすのは寂しい。私も予定がないから、美沙を誘ってみた。

「楽しみ~!いっぱいおいしいもの食べて楽しいことしようね!」

電話越しでもわかる、美沙の喜んだ声。


そこから少し話をしてから通話を切って、眠りにつく。