「そうだね。一緒に応援しよう。それに私たちも里依紗に負けてられないって」

安心した。

真理は私が考えているよりずっと強かった。

彼女は昨日の時点で踏ん切りをつけていたのだ。

では、私がさっき感じた真理の沈んだような雰囲気はなんだったのだろう?


「なにか気になることとかあるの?さっきからちょっと沈んでるなって思って」

アイスティーを飲んでから聞くと、真理は無言でうなずいた。

「うん。実はね、昨日変な夢見ちゃって」

「夢…?」

夢といえば私も気持ちの悪い夢を見た。

「どんな夢を見たの?」

「うん……」

真理はなにか言い辛そうな表情を見せた。

「それがさあ……」


真理の見た夢は、私と修哉、恭平が知らない建物の中を歩いているというものだった。