駅に着くまでの間、幸いにも通り魔に出くわすことはなかった。
道行く人達ものどかというか普通で、いくらニュースで言われても、この町で通り魔事件が多発してるなんて実感がわかない。それほど平穏な日曜日の昼下がりだった。
電車に三分程揺られて隣駅に着くと真理は先に来ていた。
私たちは駅から五分程歩いたところにあるファミレスに入った。
昼時を過ぎたせいか若干空いている。
「はあ~涼しいね」
店内に入り座ると開口一番、自然と口から言葉が出た。
「でもだんだん冷えてくるんだよね」
「そうそう」
真理の言葉に返すと二人で笑ってからドリンクバーに飲み物を取りに行った。
飲み物を置いて落ち着くと、やはりどことなく真理が沈みがちなのを感じる。
「どうしたの?元気ないよ。里依紗のこと?」
「うん。それもある。でも里依紗のことは悲しむのは止めようって思ったの。里依紗だって向こうで頑張るんだから私もくよくよなんてしてたらいけないって。悲しむのは昨日でお終いにしたんだ」
道行く人達ものどかというか普通で、いくらニュースで言われても、この町で通り魔事件が多発してるなんて実感がわかない。それほど平穏な日曜日の昼下がりだった。
電車に三分程揺られて隣駅に着くと真理は先に来ていた。
私たちは駅から五分程歩いたところにあるファミレスに入った。
昼時を過ぎたせいか若干空いている。
「はあ~涼しいね」
店内に入り座ると開口一番、自然と口から言葉が出た。
「でもだんだん冷えてくるんだよね」
「そうそう」
真理の言葉に返すと二人で笑ってからドリンクバーに飲み物を取りに行った。
飲み物を置いて落ち着くと、やはりどことなく真理が沈みがちなのを感じる。
「どうしたの?元気ないよ。里依紗のこと?」
「うん。それもある。でも里依紗のことは悲しむのは止めようって思ったの。里依紗だって向こうで頑張るんだから私もくよくよなんてしてたらいけないって。悲しむのは昨日でお終いにしたんだ」
