―もっと、刺激的な恋を。―

全てをこの手にしたいと思ったのは、初めてのことだった。
今まで付き合った誰に対しても、ここまでドロドロした感情を持つことはなかった。


それでも…彼女出逢ってしまったあの日から、俺の中では静かな焰が確実に燃え広がっている…。


『補佐』


そんな風に、他人行儀で呼ばないで欲しい。
出来ることなら、彼女の人生を俺だけでいっぱいに出来るように…そんな存在でありたい。


こんな感情を向けても。
きっと優しい彼女は戸惑いながら、微笑んでくれるだろう…。

だから、更に愛しさが増していくんだ。


何処まで愛せば、いい？
何処までこの手の中に閉じ込めたいと、願えばいい？

二人の間に何も入り込めないくらい、ぴったりと空間を吸い付けて。


雁字搦めにしてやりたい…。




何時でも何処でも溺愛していたい男
大原瑛飛


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天真爛漫で恋愛偏差値低めな女
久倉水美


お前の瞳に映るのは、何時だって俺だけでいい。