でも、モヤモヤは治らなくて… 「すごいね!」 「ん?宮奏瀬好きだったけ?」 「うん!めちゃくちゃ可愛いもん!って!学校遅れる!ちょ、着替えるから外出て!」 そう言って、翔くんの背中を押して、部屋から出した。 これ以上一緒にいたら顔に出そうだったから、 「…はぁー…絶対気づいちゃダメ。」 数分後、制服に着替えて歯磨きして、髪を整えてる…。 「うぅ…」 「りーりさん?どうしたのぉ?唸っちゃって」