恋愛デビュー *



 「俺の話・・・・・聞いてくれよ。」





 俺は橘の瞳を見つめて 話す。





  真っ直ぐに─






  まっすぐに─






 俺の素直な気持ち─







  「俺は今でも・・・・ずっと幹が好きだ。





   お前はもっと幸せになれると思うんだ。






   このまま俺といても本当の愛とか





   分からないと思うし。




   偽造恋愛なんて楽しくないだろ。





   そんなのお前らしくねーよ





   だから今ココで俺をフれ!」





  
  「・・・・・・・・・・・・・つ」





   目の前の橘は、本当にぼろぼろだった。






 「─俺はこれ以上お前を傷付けたくない。」