「そういえばさ、二人共服装とか変わったよね」

湊斗は口いっぱいにパフェをほうばりながら、わたしたちに向けてそう尋ねる。

「ちょっと〜食べながら喋らないでよ!で、でもそんなに変わった!!??」

陽菜ちゃんは口先では文句を言っているけど机から体を乗り出してそう訪ねていて、顔はとってもニコニコして嬉しそうだ。
湊斗に褒められて嬉しいんだね。私もなんだかそんな遥菜ちゃんを見て自然と笑顔になる。

「二人共なんだか嬉しそうだね、女子同士仲良くできたみたいで良かった」

優はそんな私達に向けてそう話しかける。

「でしょー!めっちゃ仲良くなったんだ〜!!そういえばうちらが買い物してる間二人は何してたの?」

ふと疑問に思い私は尋ねる。

「あーえっとね〜、、まだ秘密!」

何故か湊斗は焦ったようにそう答えた。

「なになに!めっちゃ気になるんだけど〜教えてよ!!」

そうねだる私と陽菜に優は少し考えてから小悪魔的な笑みを浮かべた。

「そうだな〜。じゃあ愛してるゲームで俺に勝てたらいいよ」

「へ!?」

思わぬ優の発言にぽかんとしてしまう。

「だからあ、愛してるゲームで勝ったらいいよ」

そう言って優はにこっと笑った。