「早い方がいい。
あとでバレたら厄介だ。」



俺は頷いて、準備をする為に部屋に戻った。







「雷翔クン大丈夫かな?」


「大丈夫。
エルザより強いから。」



珍しく反論せず、エルザは頷いて心配そうに奈緒を見やった。