「エルザと奈緒ちゃんに決定事項を伝えようか。」



俺も頷いて立ち上がった。



「雷翔クンの初出陣か。」



光はからかうように言ってくれた俺の肩に手を回した。



「るっせぇっ!」


「照れてる照れてる。」



光に口を開かせたらかなわない。



俺はさっさと負けを認めてドアに向かった。