「というワケなんだけど。」



俺は父さんと光にさっさ奈緒と話していたことを全部伝えた。



しばらく父さんは顎の下で手を組んでいたけど、静かに言った。



「かなり危険だな。」


「まぁね。
でも、理屈はかなってるだろ。」



父さんは渋々といった感じで頷いた。



「光はどう思う?」