なんとも言えず、黙っていると、奈緒が続けた。



「さっさ、エルザさんとその事話してたの。
雷翔が考えてくれてたから、私は何も心配しなくてよかったんだなって。」


「俺はそんな綺麗なヤツじゃないよ。」



嫌われたくなかったから、言いだせなかっただけだ。


「じゃあ吸っていい?」


「うん、仕方ないよね?」