「エルザさん!」


「奈緒ちゃん!」



玄関ホールで迎えてくれたエルザさんと抱き合う。



「お帰り。
何もなくてよかった。」


「はい。」



私達が話していると、雅人さんがやって来た。



「これで正式に私の娘だね。」



娘。
その言葉にジーンときた。