「そうか。」



父さんはそう言って黙ってしまった。



「した方がいいよな?」



うーんと唸ったまま、続けない。



「お前がもうヴァンパイアにしてもいいと感じたらいいんじゃないか。」


「そんな…。」



俺の独断で決めるなんて。

荷が重い。