ごめんね。さようなら。

わたしは、涼くんに伝えなきゃと思いスマホを開いた。


連絡先から「涼太」というのを探す。


その言葉を見つけたときにはもう涙が出ていた。


「涼くんごめんね...もう生きれないってさ。もっと話したかった。もっと知りたかった。涼くんのこと。


でも、その夢は叶わないや。涼くんと一緒にまだいたいのに。」


これは、神様がわたしに与えたものなの。


先生言ってたよね?過去は変えられないんだ。未来は自分の手で変えるんだ。って言ってたよね。


でも、この運命は変えることできないよ。事実を受け止めるしかないよ。