長い入学式が終わり、


自分のクラスを確認し教室へ向かった。


廊下には多分だけど同中(おなちゅう)だった子が何人かいた。


でも全員顔見知り程度だっだから声はかけなかった


教室に入るともう既にグループができはじめていた


「出遅れた」と思いながら自分の席に荷物をおいて


三人の明るそうなグループに声をかけた


真翔「俺、佐野 真翔(まさと)!よろしく~」


「俺は青山 (ゆう)!よろしく」


真翔「おう!よろしくー」


雄「こいつは同中(おなちゅう)晃成(こうせい)


「 西山晃成。よろしくな~ 」


真翔「西山ね、よろしく」


晃成「名字呼びじゃなくて名前でいいよ」


真翔「じゃあ俺のことも名前で呼んで」


晃成「おっけ!真翔な」


「俺は松村(りつ)、よろしくー」


真翔「律って名前いいな!かっけぇ」


律「だろ?自分の名前気に入ってる笑」


🗣「あはは笑、玲奈おもしろ笑」


🗣「そんなに笑う?笑笑」


真翔「このクラスうるさくなりそうだな笑」


律「確かに笑女子も男子も元気だし笑」


今話し声が聞こえてきた女子達のなかで


眩しいぐらい輝いてる子がいた


一人、席に座りながら話してる子だ


太陽みたいに眩しい笑顔が見えた。


その瞬間俺は恋に落ちた。