私を闇から見つけてくれたのは…

              
玲「オレらと会う前からお前に付き合ってた相手居たんだろ。明日10時に倉庫に来いーー」

私は起きて、温羅の倉庫に行く準備をしていた。

服を着替え、9時に歩いて温羅の倉庫へと向かった。

杏「玲、着いたよ」

そう伝え、私は温羅の倉庫を開けた。

皆、私が来るのを待っていたかのように睨んだり怒った表情をしたりと様々だった。

玲「昨日の男とは付き合ってるのか?」

彩雅、ごめん。

皆を巻き込まない為に利用させてもらうね。

杏「うん。私は昨日の男の子、早川彩雅くんと付き合ってる。皆と出会う前から」

玲「昨日は違うって言ってたのに、やっぱり付き合ってたんだな」

杏「うん。皆を騙して温羅の姫になった。皆を利用したんだ」

玲「お前を温羅の姫からおろす。お前にもう用はない。出ていけ」

そう言われ、私は温羅の倉庫を出た。

そして私は小さく

「皆、ありがとう。ごめんね玲。これから先もずっと大好きだよ。さようなら」

そう、誰も聞こえることのない声で伝え、その場を後にしたー。