私を闇から見つけてくれたのは…

玲side

俺は今、杏紗と二人で屋上にいる。

今日こそ、自分の気持ちを杏紗に伝えたくて一緒に屋上にいる。

玲「お疲れ様。裏方も疲れただろ」

杏「まぁ、思った以上に大変だったけど大丈夫。玲の方が疲れたでしょ。すごかったもんね、人気」

玲「お前に好かれてる方が何倍もいい」

杏「本当?冗談でしょ」

玲「冗談でこんなこと言わねぇよ」

杏「え?玲は私が好きなの?い、いつから?」

玲「あぁ?そこは察しろよ」

杏「でも、玲が私のこと好きなんて、ありえないよ」

玲「俺は!俺はな初めてお前に会った時、一目惚れだった。お前のこと好きになってどんどん惹かれていった。今までも沢山の女子と付き合ってたけどどれも長続きする事はなかった。お前が初めてなんだよ。こんなに好きになれる人見つけたのは。オレ、お前のことが…」

杏「待って!それ以上言わないで!」

玲「だけど!俺はお前に、杏紗にちゃんと伝えたいんだよ!」

杏「私は…ごめん。今は受け入れられない。そして、これからも。ごめん!」

玲「杏紗!待てよ!」

そう玲に言われたけど私はそのまま玲と別れたーーー。