私を闇から見つけてくれたのは…

温羅、そして玲へーー。

元気ですか?
この手紙を見ているって事はもう皆んなの前から居なくなってるって事かな。温羅の皆、暁斗、雷、葉月、そして玲、本当にごめんなさい。
私は皆に謝らないといけない事がある。
私は世界No. 1舞雪の総長で世界No. 1のハッカーです。黙ってて本当にごめんなさい。玲が前に見てたのは舞雪の幹部の一人、早川彩雅です。玲?文化祭の時、告白してくれたよね。本当はすごく嬉しかった。だって私も玲が大好きだったから。だけど、私はもうすぐ死ぬんだ。病気で。本当にごめんなさい。そしてさようなら。元気で居てね。
              杏紗より

オレは驚いた。

あいつに酷い事を言い酷い事をした。

もう、後悔はしたくない。

彩「おい!お前はどうしたい?あいつを連れ戻す覚悟、お前にあるのかよ」

玲「今、決めた。オレはもうあいつを傷つけない。同じ間違えは二度としない。必ずあいつを連れ戻す」

彩「だったら、オレらと同盟を組むか?その方が動きやすい」

彩「は?え?いいのか?こんなオレらで」

彩「あぁ、オレはその方がいい。何かあったら共有できるしな。お前ら意義は?」

全「「「ない」」」

そう話をしてオレ達は同盟を結んだーー。

              sideend