醜いお姫様と淡い枝垂れ桜





「わたしも」



それに返す私の返信もやはり四文字だった。



彼とスマホを通じてこれ以上のやり取りをしたことがない。



寂しいとか、もっと話したいとか、そんなことは例えどんなに思っていても口にすることは許されない。