関西弁の彼はすごい

ガチャ。
「蒼やっと来たか」
「遅れてごめん」
「いや、僕じゃなくて、日向ちゃんに謝りなさい」
「……あっ、いえ!全然大丈夫ですよ……っ!」
「ごめん」
「……あっ、はい」
「さぁ、食べようか」
「いただきます……」
え、何この空気。めっちゃ気まづくない、?
こういうときってなんか話した方がいいのかな?
でも、お金持ちだから食事は、静かに食べたい派かも。

……食べ終わっちゃった……。
この気まづい空気のまま食事が終わり、メイドさんが食器を片付けてくれる。
「日向ちゃん、分からないことがあったらなんでも蒼に聞いてくれ」
「分かりました」
チラッと、蒼さんの方を見る。
しまった。目合っちゃった。
「なんやねん」
「あ、ちょ、え、すみません」
「蒼。日向ちゃんに優しくしてあげなさい」
「ごめん」
蒼さん、実はおじいちゃんっ子だったりして!
「何ニヤけてるん。きもい」
え、うそ。にやけてたかな!?最悪。
「それじゃあ、僕は仕事してくるから二人で話しといてね」
「あ、はい」
えぇ。雅紀さん行っちゃったし、何話せばいいの、?
「……今日から改めてよろしくお願いします!な、仲良くしたりとか、しようね、?」
い、いいよね……?
「は?誰がお前なんかと仲良くするん」
「あ、あはは〜……」