「今まで… ありがとう…」 そう言って、 右手をそっと放した。 車のドアを閉め、 窓を開ける。 窓から顔と手を出して、 校門の前に立っているみんなに 手を振る。 「みんなぁぁぁああーー!!!! 大好きだよぉぉぉおおーーー!!!! また来るからあぁぁあ~~…」 そう叫んで、 見えなくなるまで 振り続けた。