嘘から本当へと変わった恋




あれから私達は乃亜のお見舞いに行くと、乃亜は思ったよりも元気で安心した。


というか家に行った時、「どうして李杏と瑠莉が一緒にいるの!?」って風邪だとは思えないくらいのボリュームで叫んでた。



「いってきまーす!」




朝の支度をしながら、お母さんとお父さんに挨拶をして隣の遼河の家のインターホンを押す。


するとすぐにでて来た。



「おはよ。」


ん…………?


なんか機嫌悪い?

いつもは笑顔で出てくるのになんだか不機嫌な顔をして目も合わせてくれない。


「うん!おはよー」


なんでだろ?なんかあった?



考えながらも話しながら歩く。


「ねぇ、今日小テストあるじゃん?
勉強してきたー?」


珍しく何も喋らないので私から話題を出す。


「…………してきた。」


それだけ。

いつもだったらもっとしゃべるのに。


体調悪いの?
でも遼河は小さい頃から具合が悪くなったらすぐ顔に出るから熱が出てるわけじゃないと思うんだけど。


「ねぇ、りょう。体調悪い?」

「…………別に。」