この告白はウソ告です。

デートなのに参考書……。

ルンルンと本屋の中に入って行く氷室を

見ながら少しため息を着くけど、笑顔を

見れるからいいかと、思い直す。

姉貴の提案で氷室をデートに誘ったけど、

氷室がいつもは着ない服を着てきて、心臓

が爆発するかと思った。

‘’今日はエイプリルフールだぞ?嘘つかないで

どうする‘’

なんであんなこと言ったんだろ……。

あの時の氷室の顔……怒っているけどどこか

諦めたような顔をしていた。

その時、参考書を取りに行っていたはずの

氷室がひょこっと顔を出す。

「一条?早くしてよ」

「漫画読んでただけですぅ〜」