先生、それは✗✗です…!

その言葉にわたしがキョトンとしながら見つめると、先生がわたしの頬に愛おしそうに手を添えた。


「なくる、好きだ。愛してる」


何度も何度も、わたしに愛をささやく鳥羽先生。


恥ずかしくて、くすぐったくて、でも気持ちよくて。

わたしは、そんな鳥羽先生の愛に溺れていった。


「…せ、せんせ……」

「“先生”じゃないだろ?」


わたしの反応を見て楽しむ鳥羽先生。


…やっぱり先生は意地悪だ。


わたしは先生の首に腕を絡め、抱きしめながらこう言った。


「太一、愛してる」





『先生、それは✗✗です…!』【完】