先生、それは✗✗です…!

「…忘れたか?なんのために卒業式まで待ったと思ってんだよ。そりゃ、教え子に手を出したらそうだけど、日南はもう“教え子”じゃなくて“彼女”だろ?」


――“彼女”。


その言葉がうれしくて、わたしは頬がほんのり赤くなる。

これでようやく、先生と手を繋いで歩くことができるんだ。


ふと、先生がわたしの制服のリボンに手をかける。


「卒業したんだから、お前はもうこの学校の生徒じゃない。だから、脱がせたってかまわないよな?」


意地悪く、だけど色っぽい鳥羽先生の表情に目を奪われそうになる。


先生は、わたしが触れたら壊れるガラス細工かなにかとでも思っているのだろか――。


そっと、やさしく、丁寧に。

わたしの体に触れていく。


そして、目が合って甘いキス。


「これまで言えなかった分、いやっていうほど言ってやる」