歩夢は、さっきまで私が座っていた廉人の隣に座り廉人の腕を絡めていた


「あ、歩夢さん。今日から輝龍の姫になった子です」


引きつりながらも少し怒っている歩夢に私を紹介してくれた


「廉人、今日も泊まっていってもいいよね?」


「・・・ああ」


先代の妹さんだから、邪魔者扱いなんてできないのだろう