こじらせ男子の橘くんはワケありでした。



この線を一歩も越えるなって

言ってるみたいで、

心がズキズキと痛む。


そんな自分の感情に少し戸惑う。


「うん…ごめんね。…じゃあ私帰るね!」


「はい。」


ほら、またそうやって

心を閉ざして冷たく言う。


─私、調子に乗りすぎた。


─ひと晩泊めてもらえたからって、

身内面?彼女面?してるみたいだったよね。


何やってんだ私。