「じゃあさ、私が20歳になったら一緒に飲もうよ。」

4年後も、一緒に居てくれるよね?その先もずっと。

「…飲めたらいいわね。」

あれ?一瞬、顔が曇ったような…でもすぐいつもの笑顔に戻ったし、気のせい?気のせいだよね?

「そのうち、勇里さんの家に遊びに行きたいな。」

「…やめたほうがいいわよ。散らかってるから。」

あれ…?なんか、拒絶、された?
それとも、私が勝手に悪い方向に考えてしまってるだけ?

「…明日も、お仕事?」

「えぇ。海果ちゃんが頑張れって言ってくれれば、明日も頑張れそう。」

「頑張って!」

「ふふ。ありがとう。頑張るわ。」