泣きじゃくる私を優しく抱きしめて、泣き止むまでずっと、背中を撫でてくれた。

「すっごい楽しかった!」

勇里さんにカラオケを奢ってもらった。

「アタシも楽しかったわ。また帰ったらメールしましょうね。」

「うん!」

今日も家まで送ってくれて、寝るまでの間ずっとメールをしていた。

毎日メールで話した。
クラスの一軍女子がキツい事とか、ぼっちの高校生活は最悪だとか、私の愚痴を嫌な顔せず聞いてくれた。

時々電話もして、眠たくなるまでずっと、電話越しだけど傍にいてくれた。