しばらくすると野次馬が集まりはじめたのでその場から移動しようとしたとき


声「・・・い・・ひ・・ぎ・・」
どこからか声が聞こえたので感知の術式と併用して耳をすませた


声「飛月ぃぃぃぃ!」
どうやら俺を探しているみたいたおそらく朱雀だろう・・・


飛月「おーーーいここだぁぁぁ!」
俺は大声で叫んで場所を知らせた
そのかいあってか朱雀たちが俺のもとへと向かってきた


昴「凄い精霊力を感じたから気になってたんだんだけどいったいここで何があったの?」
昴はエリデルと俺の戦いが起きていたことに気付いていたようだ


飛月「雷の楔と戦ってた・・・」

昴「Σえっ!」
昴が物凄く驚いているまぁそれも当然だ
なんせ“雷の楔”って言えば『朧蝉』の中でも特に有名な殺し屋だからだ


昴「それで勝ったの?」
昴は心配そうに俺に聞いてきた


飛月「当たり前だろ俺が負けるかよ!」
だからニカッと笑って安心させてやることにした


すると昴は恥ずかしそうに顔を赤らめてそらした始めは何故かとおもったが

多分中性的な顔の俺が笑ったらよく学園の女子生徒に限らず男子生徒の黄色い声もがとびかう

ようするに変な女の子よりかわいらしということらしい・・・・
まぁなんて言うか女の子っぽくてごめんなさい・・・

さらに言っておくがこれは自慢や自意識過剰とかそういうのではない!
むしろ自己嫌悪だ・・・・


あぁ自分で言ってたらムカついてきた・・・
帰ったら憂さ晴らしに掃除でもするかな!

そんなことを思いながら帰路につくのであった