いつものように私は楓と社食でお昼を食べていた。
「労働環境が改善されて、最高よ」
カレーのスプーンをクルクルさせながら楓が言う。
「あたしさ、社長と会っちゃった」
楓は瞳をきらきらさせる。
こんな時の対応はいつも困ってしまう。
そっけなく答えるのが一番だろうけど。
「へー、それで?」
「それでって、美里も会ったじゃん。そん時なんとも思わなかったわけ?」
「思わなかったって言われても…」
あの時は、涼介さんと間宮さんにからかわれていたと思ったから、悪い印象が最初に来ちゃって。で、そのあと仮の彼女になってくれって言われて。
あまりにも突拍子もないこと言われて、彼の印象なんてその時は何も無かった気がする。
しかも”うどん”で選ばれたもんだから、変な人っ印象が先にあったかも。
「イケメンだとは思ってたけど、近くで見るとヤバいね」
「そうかな?」
「えー?美里は案外B専だったりしちゃう?」
楓は可愛いし、服装やお化粧に気を使っているから、自分に自信があるのだろうけど、私みたいに地味で可愛くない女は、イケメンの前に出ると引いてしまう。
「B専じゃないけど、緊張して覚えてない」
これは、あながち嘘ではないのだ。
「あら、お二人さん。いつも仲良しね」
「労働環境が改善されて、最高よ」
カレーのスプーンをクルクルさせながら楓が言う。
「あたしさ、社長と会っちゃった」
楓は瞳をきらきらさせる。
こんな時の対応はいつも困ってしまう。
そっけなく答えるのが一番だろうけど。
「へー、それで?」
「それでって、美里も会ったじゃん。そん時なんとも思わなかったわけ?」
「思わなかったって言われても…」
あの時は、涼介さんと間宮さんにからかわれていたと思ったから、悪い印象が最初に来ちゃって。で、そのあと仮の彼女になってくれって言われて。
あまりにも突拍子もないこと言われて、彼の印象なんてその時は何も無かった気がする。
しかも”うどん”で選ばれたもんだから、変な人っ印象が先にあったかも。
「イケメンだとは思ってたけど、近くで見るとヤバいね」
「そうかな?」
「えー?美里は案外B専だったりしちゃう?」
楓は可愛いし、服装やお化粧に気を使っているから、自分に自信があるのだろうけど、私みたいに地味で可愛くない女は、イケメンの前に出ると引いてしまう。
「B専じゃないけど、緊張して覚えてない」
これは、あながち嘘ではないのだ。
「あら、お二人さん。いつも仲良しね」


