ショッピングモールは休日だけあって混雑していた。
さすが、べリが丘モール。
店舗は百を超えているらしく、食品から雑貨、服にいたるまで、ここでほとんどの買い物が済んでしまう。
カップルや家族連れが思い思いに買い物を楽しんでいるようだった。
飯倉さんに借りたハンカチと同じ物はすぐに見つかった。けれど、値段を見て驚いてしまった。
だって、ランチ十回分なんだもの。
なのに飯倉さんたら、『たかがハンカチくらい』って、お嬢様はやっぱり違う。
「他には?」
涼介さんに聞かれて。
「飯倉さんの好きなお菓子も買いたいです」
「…です。じゃなくて?」
私の顔をのぞき込む。
「買いたいかな」
満足そうに彼は笑う。
モールの食品エリアだけでも、三十店舗はあるから迷ってしまう。
和菓子、洋菓子。
飯倉さんは甘いもの大好きだし、どちらもオーケーのはずだけど。
お嬢さまだし、変な物は選べない。気の利いたもの…。
迷っていると。
「あれはどうかな?」
涼介さんが指さす先のショーケースを覗くと、箱の中には色とりどりの紙に包まれたチョコが沢山入っているものだった。
可愛らしい宝石箱のようでいかにも女子が好みそうだ。
さすが、べリが丘モール。
店舗は百を超えているらしく、食品から雑貨、服にいたるまで、ここでほとんどの買い物が済んでしまう。
カップルや家族連れが思い思いに買い物を楽しんでいるようだった。
飯倉さんに借りたハンカチと同じ物はすぐに見つかった。けれど、値段を見て驚いてしまった。
だって、ランチ十回分なんだもの。
なのに飯倉さんたら、『たかがハンカチくらい』って、お嬢様はやっぱり違う。
「他には?」
涼介さんに聞かれて。
「飯倉さんの好きなお菓子も買いたいです」
「…です。じゃなくて?」
私の顔をのぞき込む。
「買いたいかな」
満足そうに彼は笑う。
モールの食品エリアだけでも、三十店舗はあるから迷ってしまう。
和菓子、洋菓子。
飯倉さんは甘いもの大好きだし、どちらもオーケーのはずだけど。
お嬢さまだし、変な物は選べない。気の利いたもの…。
迷っていると。
「あれはどうかな?」
涼介さんが指さす先のショーケースを覗くと、箱の中には色とりどりの紙に包まれたチョコが沢山入っているものだった。
可愛らしい宝石箱のようでいかにも女子が好みそうだ。


