そんな簡単に彼女を決めていいんですか? ~偶然から始まる運命の恋!?~

 気がつくと、ベッドで寝ていた。
 
 横では彼が寝息をたてている。

 あれから私たちは、確か──。

 ベッドの上でも愛し合ったんだ。

 寝ている彼の髪に触れる。

 始まりはちょっと可笑しくて、強引だった。
 戸惑いと、不安ばかりで始まった彼女のフリ。だけど、そんな私を彼は優しく引っ張てくれて。
 どんどん彼に魅かれていく気持ちを抑えるのが苦しくなって。
 
 (仮)が辛くて、別れようとしたっけ。

 でも結局、別れるなんて出来なくて。それくらいあなたは私の中で大きな存在になって。

 辛いこともあったけれど、あなたの優しさで乗り越えられた。

 きっとこれは運命の恋。なんですね。

 寝ている彼の額に唇を寄せる。

窓の外には、新し朝が始まろうとしていた。