涼介さんの秘書となって、数日後のことだった。
スマホを見ると、楓からLINEが。
私が入院していたこともあり、彼女も遠慮していたみたいで『元気になったら連絡して』のメッセージを最後に連絡を控えてくれていた。
その後、私が配置転換になったことを連絡して、それ以来だ。
『今日、夜会える?』
涼介さんに確認したら。
「構わないよ。行っておいで。ただし、あまり遅くならないならね」
快く、送り出してくれた。
楓と待ち合わせしたのは、ビジネス街の端にあるいつもの居酒屋。相変わらずがやがやと賑やかだ。
「で、体調はどうなの」
焼き鳥に手を伸ばす楓。
「もうほとんど平気」
楓には涼介さんとの同居を話していない。内緒の関係だったし、話すタイミングも失っていた。
いい機会だし、そろそろ話そうかな。
「美里が入院してたから言えなかったんだけどね…」
ちょっと嬉しそうな顔で楓が言いかける。
吉報に違いない。だけど、何かな?
楓には付き合って二年の彼氏がいる。その彼との結婚かな?
「実は…主事に昇進しましたっ!」
「ええっ!?マジ!」
「そっ、こないだの人事試験受かってね」
「すごいっ!おめでとうっ!」
パワハラとかあって会社を辞めそうだったけど、それを乗り越えての昇進。
楓が仕事に誇りを持っていたことを知っているし、責任感のある彼女。お客様のために頑張ってたことも知っているから、自分のことのように嬉しい。
「その歳で主事って、もしかして同期最速じゃない?」
「同期どころか会社最速」
「うわーー。マジかぁ」
スマホを見ると、楓からLINEが。
私が入院していたこともあり、彼女も遠慮していたみたいで『元気になったら連絡して』のメッセージを最後に連絡を控えてくれていた。
その後、私が配置転換になったことを連絡して、それ以来だ。
『今日、夜会える?』
涼介さんに確認したら。
「構わないよ。行っておいで。ただし、あまり遅くならないならね」
快く、送り出してくれた。
楓と待ち合わせしたのは、ビジネス街の端にあるいつもの居酒屋。相変わらずがやがやと賑やかだ。
「で、体調はどうなの」
焼き鳥に手を伸ばす楓。
「もうほとんど平気」
楓には涼介さんとの同居を話していない。内緒の関係だったし、話すタイミングも失っていた。
いい機会だし、そろそろ話そうかな。
「美里が入院してたから言えなかったんだけどね…」
ちょっと嬉しそうな顔で楓が言いかける。
吉報に違いない。だけど、何かな?
楓には付き合って二年の彼氏がいる。その彼との結婚かな?
「実は…主事に昇進しましたっ!」
「ええっ!?マジ!」
「そっ、こないだの人事試験受かってね」
「すごいっ!おめでとうっ!」
パワハラとかあって会社を辞めそうだったけど、それを乗り越えての昇進。
楓が仕事に誇りを持っていたことを知っているし、責任感のある彼女。お客様のために頑張ってたことも知っているから、自分のことのように嬉しい。
「その歳で主事って、もしかして同期最速じゃない?」
「同期どころか会社最速」
「うわーー。マジかぁ」


