最期の遠出

「わー都会だ」





 電車はトンネルを抜けた後、キラキラとしたビルがいっぱい見える都会を走り始めた。




 都会にしかない高いビルがいっぱいあって、私はつい楽しくなってしまう。





 そんなはしゃぐ私を好きな人は冷静な目で見ている。



 
 やっぱり好きな人は大人びているから、大きなビルくらいどうでもいいかもしれない、私とは違って。