美しき造船王は愛の海に彼女を誘う

 叔父さんは私をまぶしそうに見ながら言った。

「彼が御曹司だからと言って臆することなく意見を言いなさい。お前には花屋としてのキャリアがある。彼は経営者だがこの道はしろうとだ。自信を持ちなさい」

「わかりました」

「それから店の権利書や預金はきちんと使いなさい。いいね。その時の為に取ってある。足りない分だけ出資してもらいなさい。わかったな」

「はい」

 嬉しそうに微笑む叔父さん。