「そんな、何かあったらどうしたら……」
「それはない。神崎造船がバックにあって何かあるなんて絶対ない。それに、その御曹司の力やお前の実力を考えると大化けする可能性もあるぞ」
「叔父さんったら……私より夢見てるんじゃない?それに、神崎造船の力を信じているんだね」
「そうだな。長い間お得意様として他へ見向きなさらずうちで購入してくださっている。うちを潰したら社長は亡くなったお母さまに顔向けできない。蓮君が知らずに手を出したとしても後ろから見守るはずだ」
「わかった。やってみるね」
「ああ、そうしなさい。それと、さくら……」
「なあに?」



